プラセンタによる更年期の治療は婦人科で受ける

プラセンタによる更年期の治療は婦人科で受ける

更年期障害でプラセンタ療法を受けたい女性は、まず婦人科を受診しましょう。更年期障害の治療なら、プラセンタ注射が保険適用で受けられます。プラセンタは、更年期のさまざまな症状に効果を発揮するのです。また、閉経から数年経った女性でも、生理が復活したという例もあります。

このページでは、更年期障害に用いられるプラセンタ療法について、詳しく解説していきます。更年期の諸症状に対し、プラセンタのどのような成分が効果を発揮するのかも紹介。プラセンタと閉経前後の生理の関係も説明します。

更年期のプラセンタ治療は婦人科で受ける

更年期障害の治療法として知られるプラセンタ療法は、婦人科で受けられます。プラセンタ注射は保険適用も可能。豊富な栄養素が含まれるプラセンタは、更年期障害に悩む女性にぜひおすすめしたい治療です。

更年期の不調は婦人科を受診

更年期障害の疑いがあり、プラセンタ治療を受けたい女性は、まず婦人科を受診するとよいでしょう。プラセンタ治療は、多くの婦人科で受けられます。

婦人科ではさまざまな検査を組み合わせて、更年期による不調かどうかを判断します。診察や検査の結果「更年期障害」と診断されると、治療へと進むことになります。更年期障害の治療には、ホルモン補充療法などの薬物療法、カウンセリングなどの精神療法が用いられます。なかでも、副作用が少なく、高い効果が期待されているのがプラセンタ療法です

プラセンタ注射は保険適用で受けられる

更年期障害の治療でプラセンタ注射を受ける場合、保険が適用されます。

婦人科でプラセンタ治療を受ける場合は、プラセンタエキスの注射が一般的です。国内では「メルスモン」が更年期障害の適応で厚生労働省から承認を受けており、保険適用となります。メルスモンに用いられているのは、ヒトプラセンタエキスです。

注射に抵抗がある人は、婦人科で処方されているプラセンタのサプリメントを飲む治療法もあります。

サプリメントには、ブタや馬のプラセンタエキスが含まれています。取り扱っているサプリメントはクリニックによって異なるので、料金なども含めて確認しましょう。

更年期の諸症状に対するプラセンタの効果

更年期障害では体にさまざまな症状や不調が現れます。更年期障害の症状とプラセンタの効能について詳しく知っておきましょう。

更年期障害の代表的な症状

更年期障害とは、ホルモンの分泌量が減少したことにより、自律神経失調症のような症状が現れる疾患です。具体的な症状は以下のとおりです。

身体的な症状 精神的な症状
  • ホットフラッシュ
  • 脈が速くなる
  • 動悸や息切れ
  • 異常な発汗
  • 血圧が上下する
  • 月経不順
  • 耳鳴り
  • 頭痛
  • めまい
  • 抜け毛
  • 興奮亢進
  • イライラや不安感
  • うつ
  • 不眠

参考サイト:更年期障害 | e-ヘルスネット 情報提供|厚生労働省

このように、更年期障害が疑われる症状はたくさんあります。これらの症状に対し、プラセンタの成分が有効です。

更年期に効くプラセンタの栄養素

プラセンタエキスには、胎盤から抽出した栄養素が豊富に含まれています。プラセンタを摂取するとホルモンバランスが整い、更年期障害の症状が緩和されます。以下で、更年期障害に役立つプラセンタの栄養素と、その効能について詳しく見ていきましょう。

成長因子

成長因子とは、細胞の新陳代謝を促す働きのあるタンパク質の総称です。プラセンタ特有の成分であり、ほかに成長因子が含まれているサプリメントはほぼありません。

特に、NGF(神経細胞成長因子)は自律神経に作用するため、自律神経の乱れを整える働きが期待できます。具体的な症状としては、イライラや不安、ホットフラッシュ、動悸、息切れなどに効果を発揮します

アミノ酸・核酸

アミノ酸と核酸は、体の細胞の原料です。アミノ酸は食事から吸収できますが、プラセンタエキスに含まれるアミノ酸は、体内への吸収が良いことで知られています。

また、核酸は肝臓で作られる栄養素で、新陳代謝を活発にする成分です。重要な栄養素ですが、40歳を過ぎると急激に減少します。

これら2つの栄養素を補給することで、効率的に細胞を活性化し、エイジングケアができるのです。特に効果が期待できる症状は抜け毛です。毛根にある細胞が弱っていると抜け毛が増えるので、アミノ酸や核酸を摂取して健康な髪を取り戻しましょう。

酵素

酵素には、食べ物の消化に関わる「消化酵素」と、血液や骨、ホルモンをつくるなど生命活動に関わる「代謝酵素」の2種類があります。酵素が不足すると、免疫力の低下につながるとされています。

また、女性ホルモンであるエストロゲンを生成するためにも、代謝酵素が必要と言われています。酵素を補うことで、更年期に起こる女性ホルモンの急激な減少へのサポートが期待できます。

プラセンタと閉経前後の生理の関係

プラセンタは、閉経前に起こる生理不順、過多月経などを和らげます。また、閉経後に生理が復活する場合もあると言われています。閉経の前後に起こる生理の変化とプラセンタの関係について、詳しく見ていきましょう。

閉経前の生理トラブルを和らげる

プラセンタは、閉経前に起こる生理のトラブルに効果を示します。

女性の更年期障害は、閉経の前後で起こる不調です。閉経前になると、生理不順になったり、経血の量が極端に変化したりします。40代で生理に異常が起こりはじめたら、更年期障害のサインです。

このような更年期の生理のトラブルにも、プラセンタは効果を発揮すると考えられます。更年期には急激にエストロゲンが減少し、生理周期や経血量が乱れます。プラセンタはホルモンバランスの変化を穏やかにしてくれるため、生理の異常も最小限に抑えられるでしょう。

プラセンタで生理が復活する場合も

閉経後にプラセンタ注射を受けている女性は、生理が一時的に復活する場合もあると言われています。

プラセンタを摂取して生理が復活した例はありますが、メカニズムは詳しくわかっていません。ホルモンバランスが整うことにより、女性本来の働きが取り戻されたと推察できます。

とはいえ、女性の生理は一生あるものではないので、どこかで閉経を迎えます。プラセンタで生理が再開したとしても、短期間であると考えておくべきでしょう。また、プラセンタを摂取したからと言って、必ず生理が復活するとも限りません。

まとめ

プラセンタは、更年期障害の治療に高い効果を発揮します。プラセンタ注射薬の「メルスモン」は、更年期障害の治療薬として厚生労働省に認可されています。そのため、保険適用での治療も可能です。プラセンタに含まれる成長因子やアミノ酸、酵素などは、特に更年期の不調に効果が期待できる成分です。

プラセンタは、閉経前の生理不順や過多月経にも効果を示します。また、閉経から期間が空いても、プラセンタの摂取で生理が復活する場合もあります。

このように、プラセンタは、更年期の女性のあらゆる悩みを解決できる成分だと言えるでしょう。